楽譜と向き合う喜び
こんにちは!ミウラです。
最近、ますます体が怠い。
ニート生活ですっかり外に出てないので、ちょっと出かけただけですごい疲れる・・これからどうやって生きていこう・・と不安になることもしばしば。
そんな時、友達と喋ったり、ピアノの練習をしたりすると気持ちが前向きになれますね。
さて、最近朝バッハ(昼バッハ)を始めたせいか、楽譜読むのがちょっと楽しくなってきまして。どうせ開店休業中で今急ぎでやらなきゃいけない曲もないので、心の向くまま好きなものを弾いてこうという今日この頃。
久しぶりに子供の頃に弾いたハイドン、ドビュッシーの軽めの曲とか、ショパンのバラードとかを引っ張り出してちょこちょこ弾いてます。(弾けてないけど)
改めて学生時代はただ弾く、音を鳴らすことしかできてなかったなと・・当時の自分はいろいろ考えて弾いてたつもりだったけど、超絶浅かった・・。何考えてたんだろ。
今は、曲を通して弾く事より、和声の響き、音の流れ、どんなスケールを使っているのか、リズムの遊び?や面白さ、調性の動き?楽譜に書いてあるいろんな仕掛けや魔法、「作曲家らしさ」みたいなのを見つけるのがすごく楽しい!!
この曲の出だしの和声の進行面白ーい!って思ったら別の調でも弾いてみたり。
ここの内声のハモリかっこいい!!とか。
自分で曲作るときや、何かの曲アレンジする時に使えるかな?とか。
広い視点で曲を見れるようになってきた気がする。
技術的な面とかでも・・
左右ハモらせてるような細かい音の並びとか、前は「えーっと・・ミィファソォ・・」と一個ずつ読んでたけど(馬鹿)なーんだ、メロディックマイナーか・・と思えばスラスラ弾けてしまったり。
ここのメインで出す音は、あのスケールになってるんだ!(難しいスケールの名前すぐ忘れる・・確か半音/全音ディミニッシュスケールかぁ・・)とか。
音楽理論の授業でスケールも多少やってましたが、全く実践に生かせておらず。
音楽理論も超苦手で大嫌いだったけど、こうやって曲と合わせて覚えていけば楽しく覚えられるのだよね・・・。あと、「なんのためにこの勉強や知識が必要なのか」って言う目的がとにかくぼんやりしてた。自ら深く考える能力がまるでなかったね・・「やれって言われたからやる」みたいな。こうゆう物の考え方って小さい頃から培われるといいよね。
ちなみに、ゲームとか好きな子ってこうゆう思考が育ってる人が多い気がする。
遊びみたいな感じで、苦手なこともゲームのように攻略するのが楽しい!さーてどうやって解決しよう?ワクワク!!って考えられる思考。
私はゲーム苦手で(まずルール覚えるの面倒)全く逆タイプ。
でも、上記のことに気づいてからは、弾けない時はどの視点から攻めたら最短で弾けるようになるかってのを考えられるようになった。
昔は、ただ無闇にこのフレーズ100回弾く!!とか、メトロノームのメモリ一個ずつあげてく!!みたいな。それはそれで必要では思うんだけど・・かなり時間を無駄にもしてたと思います。
大学時代にこういったことに気づけてたらもっとピアノも楽しかったんだろうなーー。
でも、あの時はあの時で一生懸命だったのだろうし、
あの時の自分がいるから今気づける自分がいるわけなので・・あの頃の自分にも、今までピアノを続けてきた自分にもありがとね!!と、言っておく。
てな感じで、最近はこんな風にクラシックを楽しく味わってますが、そればかりに時間を取られちゃいかん!と思って、ジャズや、ポップスの曲を弾いてみると・・。
少しずつだけど自然に内声の動きを持たせたアレンジで弾けるようになってることに気づく・・。
これは朝バッハのおかげかもしれん!!
やっぱり、クラシックは基本っていうか、通るべき道なのだなぁ・・と思いました。
いつかクラシック専門の先生のところにレッスンに行きたいなーって思う。
それはまだもう少し先でいいけど・・。
でも・・奏法もアップデートしたい気持ちもあるのだよな・・。
うーーん、毎日小さな一歩でもいいから、前に進むしかないね。
いつかのその日の為に、レッスンに持っていける曲を備えておこう。