目指すはクラシックピアノと、ジャズピアノの練習の両立。
こんばんは!ミウラ(@middlemiura)です。
このGWは、特に大きなお出かけはしないので、いつもよりピアノに向きあえてそれなりに楽しく過ごしてます^^
さて、今日は昨日練習して気づいたことを忘れないうちにメモ的な感じで記事にしたいと思います。
普段は現場でどんな曲を指定されても対応できるような「基礎力」「対応力」を鍛えるような練習を中心にしています。
いつまでも苦手なヴォイシング練習(適切な和音を適切なポジションでおさえる練習)、いつまでも苦手なアドリブ練習、いつまでも苦手なグルーヴ感を養う為の練習。(これ最近できてない)
それぞれに付随している練習は無数にありますが、今はレッスンで先生に言われた課題を中心に練習するようにしてます。
また、ここ数か月Twitterで、クラシックを弾かれている方々をフォローさせていただいているのですが、みなさまのtweetなどを拝見していると、「私もまたクラシックやりたいなー!」などと良い刺激を受け、またクラシックピアノを少しだけ腰をいれて練習し始めました。
研究を熱心にされているピアニストの方々のtweetには日々お世話になっております。
みなさんサービス精神が旺盛で、とても為になるピアノを弾く上でのありがたいアドバイスや、気づき、練習ポイントなどを発信してくださっていて、楽しく拝見しています。
ある日見かけた「ショパンのエチュードOp.10-1をゆっくりのテンポでもいいので一回通すだけで効率よく指が動くようになります」というtweetが気になった私、もちろん試したくなるわけです(笑)
そもそもショパンのエチュードなんて、もう何年も開いてなかったのですが・・昨日久しぶりに本棚から引っ張り出してみました。
そして早速めっちゃくちゃ久しぶりに10-1弾いてみたけど、ああああやっぱり難しいですね、ゆっくりと言えども・・。
せっかくエチュード引っ張りだしたので、久しぶりに大好きなOp.10-4を弾いてみました。
逆光!!(笑)先生のコメントを見ると当時の苦悩が蘇りますね。ノスタルジー。
こちらもやっぱり難しい・・が、
・・あれれ・・?思ったより弾ける・・!!(あくまで「思ったより」です!笑)
この曲、多分クラシックやってきた中で一番時間を費やした曲だと思うんです。
大学受験の課題曲の中の一曲として選んだ曲だったんですけど、
入試で大失敗した因縁の曲なんです(笑)
多分、当時の自分の実力に見合わない選曲だったし、それを乗り越えられる根気が足りなかったんだと思います。
でも、その大失敗が悔しくて、入試が終わってからもちょこちょこ練習してたんですよね。だから、その練習貯金が貯まってたといいますか、時を経ても他の曲よりも身体に入ってるんだなぁなんて思いました。
おかげで、久しぶりに弾く難しいフレーズも「音を追うこと」だけに縛られず、30歳を過ぎてから向き合い始めた身体の使い方を意識して弾くことができました。
大学時代からもっと、こうゆうこと意識してやってたらもっと楽しかっただろうな・・。ただ我武者羅に弾くなんも考えてないアホでした。
いやいや、昨日の練習はすごく楽しかったなー♬
そして、本題はここから。
ショパンのエチュードを何曲か楽しんだ後、ジャズピアノの練習をし始めたときに・・。
「え・・・?えええええええええ!!!!!!!!」
と言うくらい、音色が変わっていたんです!!
ジャズとか、ポップスの練習を自宅でする時って、音色・・とか、テクニック・・とかよりも、「ああーー、ここの音程は何度で、このコードは何度で・・ここのスケールは何スケール・・ああわからん・・」と頭ばかり使う時間(耳も使いなさいよ)を多く占めます(もっと良い方法ないかな)音色も指先で弾いているような深みのない音になっていっちゃうんです。
難しいテクニックの曲を、身体いっぱいに使って(力を入れるという意味ではなく・・リラックスして弾くことがとても重要ですね。)練習することによって、身体が覚醒する・・というか、ちょっとそんな感覚かもしれません。
わたしにとっては、棚ぼた・・?というか、目から鱗・・・?というか、なんて言っていいかわからないけど、
ぴっかーーん☆
と心が躍ったひと時でした。
何度か海外のジャズミュージシャンの方のライブのリハーサルや、レコーディングを見学させていただいたことがあるのですが、アップにクラシック弾かれる方も多いんですよね。同じ理由かわからないけど。(しかもクラシックも超うまい)
あくまで私の場合ですが、
こんな風に、クラシックはどんなジャンルを弾くにしても、「音色の透明感、深み、美しさ」を一番に目指している私にとって「なくてはならないもの」だなと実感しました。(ちなみに、音色や奏法に関してはまたいつかレッスンを受けに行きたい・・。)
そして、ジャズや、ポップスを弾く上で向き合う「音程や、和声など・・」クラシック曲を理解するのにとても良い影響を与えてくれます。学生時代よりテクニックはなくても楽譜に向き合ったり、クラシックを弾くのがとても楽しくなりました。
このように、どのジャンルも、自分にとっては大切なものでそれぞれもっと向き合っていきたいなと思っています。
そのためには・・やはり時間を上手に使わなきゃですね・・!!
最後までお読みいただきありがとうございました^^